1. ホーム
  2. ドッグフードのお得な情報コラム
  3. ≫ドッグフードは通関を通れる?海外旅行や個人輸入の疑問を解決

ドッグフードは通関を通れる?海外旅行や個人輸入の疑問を解決

長期の海外旅行や出張など、海外に愛犬を連れていく場合、ドッグフードは通関を通ることができるのでしょうか?また、個人でドッグフードを輸入する場合には、どのような手続きが必要なのでしょう?
col56

愛犬を海外旅行に連れて行ける?

ほとんどの国は、愛犬を連れていくことが可能です。愛犬を連れていく際には、国によって異なりますが以下のような書類が必要になります。愛犬を連れて海外旅行を計画される場合は、事前に動物検疫所に連絡しましょう。

  1. マイクロチップの埋め込み証明書
  2. 狂犬病予防注射証明書
  3. 狂犬病の抗体価検査結果(農林水産大臣の検査施設から発行された証明書)
  4. 狂犬病の抗体価検査に用いた血液の採血証明書

出典:農林省日本からの犬、猫の持ち出し

海外にドッグフードは持っていける?

ドッグフードを海外に持ち込めるかということは、どの国に行くかによって異なります。ここでは、人気の海外旅行先であるアメリカ、ベトナム、イタリア、フランス、台湾にドッグフードを持っていけるかを調べました。

ほかの国に行く場合は、JALや各国の大使館に問い合わせて見ると良いでしょう。

アメリカ(ハワイ含む)

「肉類(生、乾燥、缶詰を含む)、肉製品、果物、植物、種子、土などを持ち込むことはできません。これらのものを所持していながら、申告を行わなかった場合は、虚偽申告とみなされ、多額の罰金が科せられる場合があります。特に、肉、ハム、ソーセージの畜産物をはじめ、牛肉エキスや乾燥肉を使用したインスタントラーメンやスナック菓子なども持ち込みが禁止されており、申告の対象となっています。」

上記のことから、肉が使用されたドッグフードの持ち込みは禁止されています。ほとんどのドッグフードには肉が使用されているため、持ち込みは困難です。アメリカに行く際には、ドッグフードは現地で購入する必要があります。アメリカ産のドッグフードは良質な商品が多いため、種類も豊富で安心です。

ベトナム

特に食品に関する関税申告書の記入は必要はないため、ドッグフードを持ち込むことは可能です。

イタリア

特に食品に関する関税申告書の記入は必要はないため、ドッグフードを持ち込むことは可能です。

フランス

特に食品に関する関税申告書の記入は必要はないため、ドッグフードを持ち込むことは可能です。

台湾

特に食品に関する関税申告書の記入は必要はないため、ドッグフードを持ち込むことは可能です。

出典:JAL税関申請書

ペットフードを輸入するには?

ペットフードを輸入する際に、特段の輸入規制はありません。ドッグフードの輸入については「ペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)」の規制を受けます。ペットフード安全法には、安全なペットフードを供給するためのマニュアルなども掲載されています。

また、ペットフードを輸入する際には届け出が必要です(ペットフード安全法参照)。必要な書類に記入して、各地方の農政局などに届け出ましょう。出典:日本貿易振興機構ジェトロ

ドッグフードは通関を通れる?海外旅行や個人輸入まとめ

愛犬と一緒に海外に行く場合、ほとんどの国はドッグフードを日本から持っていくことができます。しかし、アメリカなど一部の国は病原体を他国から持ち込ませないために規制が厳しく、ドッグフードを持っていくことができません。

犬はいきなり食事内容が変わると、下痢や嘔吐を起こすため、ドッグフードは極力いつも与えているものを持っていくべきでしょう。しかし、アメリカのように規則が厳しい国へ連れていく場合には、あらかじめ現地でも購入できるフードに切り替え、慣れさせておくことが必要です

また、個人でドッグフードを輸入したい場合には、日本の「ペットフード安全法」に基づいた書類での手続きや、マニュアルに沿った輸入方法を守ることが大切です。海外のフードの中には、日本が定めたペットフードの内容に反する商品もあるため、きちんと項目を確認してから輸入しましょう。

しかし、個人輸入は手間もかかりますし、輸送中の品質管理まで目が届かず、いくら有名海外ブランドフードであっても、安心な状態で手元に届くとは限りません。送料や関税を考えると、コスト的にもあまり安くならないのが現実です。正規の輸入代理店を通じて購入する方が、適切な生産管理や輸送時の品質管理を行っていますし、届かないといったトラブルも起きませんので安心です。

よく読まれている記事