Amazonで人気最上位の売れ筋のドッグフ-ドの品質は?
売れているからといって本当に良いドッグフードなのでしょうか?
責任感のある飼い主ならその原材料からより安全なものを選ぶべきです。
人気商品、売れ筋商品、ネット社会時代の今、魅力的な響きを感じる商品ですね。でも大切な家族であるペットに与えるドッグフードにはできるだけ安全で健康的なものを選びたいものです。
Amazonで人気最上位の売れ筋ドッグフード(メーカー別)
①ロイヤルカナン
②アイムス
③ベッツプラン
④サイエンスダイエット
⑤ニュートロシュプレモ
⑥オリジン
⑦アランズナチュラルドッグフード
使用されている原材料で避けたいものは?
動物性油脂
大抵のドッグフードに含まれています。高温で加工されたフードは水分や脂分がないスポンジのような状態になり、このままでは食べられないので動物性油脂を加えます。
病気や事故など何らかの理由で死んでしまった犬、猫、羊、豚、馬などが原料となります。それらが鶏ガラやスーパーの廃油などと混ぜられ廃肉処理され肉骨粉ができあがります。動物性油脂はそこからできた脂ということになります。ドッグフードを触るとべたつく、それがこの脂です。残念ながら人が口にできないような動物性油脂をペットフードに使用することは許されています。
トウモロコシ
肉類よりも安く仕入れができますが、トウモロコシを挽いた後に残るカスのようなものなので栄養価はほとんどありません。
皮膚によくないのでアレルギーの原因にもなります。
小麦
人間用の小麦とは違って、人間用食品の加工の時にできるクズの寄せ集めがペットフードに使われます。消化に悪く、アレルギーの原因と言われています。
大豆
人用の食品として価値が認められていますが、ペット用はトウモロコシと同じで、残りカスで栄養は期待できません。
犬にとっては「畑の肉」とは呼べません。摂取を続けるとお腹が膨張してガスがたまり死亡する恐れもあります。
チキンエキス、ポークエキス
人が好むような鶏ガラや豚骨スープのような良質の材料ではなく、羽毛や骨、脂肪などから作ったものです。食いつきを良くするためフードの味をごまかす人工甘味料のようなものです。質の良くないフードであることの証しなのです。
ローズマリー抽出物
一見すると天然物のような印象ですが、エタノールやメタノールなどの溶媒を用いて抽出した酸化防止剤です。
売れ筋ドッグフードの評価
上述のAmazon売れ筋商品のうち①から④には動物性油脂やトウモロコシなど栄養価のあまり高くない材料が含まれていました。⑤には酸化防止剤はあるものの、原材料を明記した信頼のおける商品です。
⑥は穀物不使用で合成添加物が使用されていなくて、脂質が少ない理想的なフード。⑦については穀物を使用していますが、アレルギーになりにくい玄米、大麦、オーツ麦を使用し、ラム肉を中心にできたかなり低脂肪高タンパクな上質で安心なフード。ちなみに⑤~⑦は①~④に比べると高価です。
まとめ
安全性のある優良なペットフードは確かに高価ですけれど、愛犬の健康を考えるなら慎重にドッグフードを選びたいですね。
いつまでも元気で笑顔の絶えない愛犬がそばにいる幸せは何にも代えがたいですから。