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ドッグフードの原材料について
これでだけは避けたい!危険な添加物と不安な原材料

有害性があるといわれる添加物・原材料
愛犬が毎日食べているドッグフードの原材料について、どんなものが使われているのか気になった事はありますか?

ドッグフードは、シンプルな様で実は色んな原材料が使われています。

パッケージを見ただけでは、何が良くて何がダメなのかは分かりずらいかと思います。

原材料の「肉」を一つ上げても品質の違いは大きく、高品質な生肉のみを使ったフードから、人間が食べられないような肉を使用しているフードなど様々。

さらに、体調不良を引き起こしてしまう成分やがんなどの病気のリスクを高めてしまう危険な人工添加物が使用されているなんて事も・・・

ここでは、犬にとって病気や体調不良のリスクのある避けるべき危険な添加物、不安な原材料の見極め方についてご紹介します。

愛犬の健康の為にも、今食べているドッグフードやこれから選ぼうと思っているドッグフードに含まれていないかをきちんとチェックしましょう!

原材料についてチェックしたいポイントは4つ!

POINT.1
品質の分かる「肉」が使われているか

原材料の「肉」の表記をチェック!

原材料ドッグフードによってパッケージに記載されている「肉」の表記は様々です。

同じ「肉」の表記でも注意してほしいのが、以下のような記載されている肉です。


  • 「○○の副産物」
  • 「○○パウダー」、「○○エキス」
  • 「動物性油脂」
  • 「肉類」、「肉類他」
  • 「○○ミール」、「○○ミート」

※ただし、「ミール」「ミート」については、AAFCO基準をクリアしているフードについては表記されていても安心です。

なぜ、上記のような表記のされている肉に注意する必要があるのでしょうか?

「肉類」「副産物」「ミール」といった曖昧な表記で書かれている肉は、食用に適さない本来なら捨てられてしまう様なお肉「4Dミート」を混ぜ合わせて使用している可能性があります。

「4Dミート」とは、

  • Dead(死んだ動物の肉)
  • Dying(死にかけていた動物の肉)
  • Disabled(身体の一部に障害のある動物の肉)
  • Diseased(病気の動物の肉)

原材料として明確に書けないような肉の事を言います。

中には、次のようなものまで重量にカウントされている可能性があります。

  • いわゆる肉と一緒に毛皮・ひづめ・糞尿まで含めて加工しているもの
  • 加工の過程で肉が粉やエキスにされ、栄養として吸収できるものがほとんど残っていないもの
  • 病気の家畜が長期間投薬されていたことにより、肉に薬物が残存しているケース(抗生物質など)
  • 死亡してから長時間が経過し、既に傷んだ状態で加工されたケース

スーパーやホームセンターで格安で販売されているドッグフードの多くに「副産物」や「ミール」と表記がある理由はそこにあります。

本来なら廃棄されるような肉を安く仕入れ、使用することで製造コストを下げ、格安でドッグフードを販売することが出来るのです。

毎日食べさせるものですからもちろん価格も大切ですが、どんな動物で、どんな状態の、どこの部位の肉なのかが分からないものを原材料として作られたドッグフードを愛犬が食べ続けると思うと・・・とても不安ですよね。

「こんないっぱい入って、この価格ならお得!」と購入する前に、きちんとどんな原材料が使われているのか確認するようにしましょう。

もちろん、全ての「ミール」「ミート」が上記のような品質の肉を使っているわけではありません。

ですが、品質に自信のあるドッグフードであれば、

いいドッグフードのパッケージの例1

上のように、原材料の肉が鶏肉であること、さらに生と乾燥の割合まで明記されています。

曖昧な表記の肉ではなくきちんと肉の種類や品質が表記されているかがチェックポイントです!

POINT.2
アレルゲンとなる穀物は入っているか

消化の悪い穀物はアレルギーの原因に!

原材料ドッグフードには、肉以外にもトウモロコシ、小麦などの穀物が入っているものも多くあります。

ですが本来、肉食の動物である犬は、唾液の中に「アミラーゼ」というでんぷんの消化酵素を持っていないため、穀物を上手に消化することが出来ません

中でも小麦やトウモロコシは消化が難しく、たくさんの量を毎日与えると消化器官に大きな負担がかかってしまいます。

体内で消化できなかった物質はアレルギーの原因となり、食物アレルギーによる皮膚炎やかゆみ下痢、気管支炎などの原因になる恐れがあります。

特に、小麦やトウモロコシは安価なドッグフードのかさ増しのために使用されることが多くあります。

原材料表は、多く使用されている材料の順に表記されていますので、肉より先に穀物の表記されているドッグフードはおすすめできません。

犬の主食となる栄養源は、動物性たんぱく質ですので、良質な肉が一番最初に表記されているものを選びましょう。

  • 小麦・トウモロコシ不使用のフードを選ぶ
  • 原材料表の最初に穀類が表記されているものは避ける

人気のドッグフードの中には「グレインフリー(穀物不使用)」と書かれたドッグフードが多くあります。

グレインフリーの定義や基準は国によって異なり、全ての穀物が犬にとって良くないというわけではありません。

サツマイモ、ジャガイモ、豆など、穀物の中でも犬にとって必要な栄養やエネルギー源が含まれているものもあります。

さらに、大麦、玄米、オーツ麦などはアレルゲンになりにくく、食べたあとの血糖値が急上昇しにくい(低GI)というメリットも持っています。

そのため、肥満の予防・改善をしたいワンちゃんにおすすめです。

POINT.3
危険な保存料は不使用

危険な添加物は体調不良や病気のリスクが

原材料人間の食事と同じようにドッグフードにも添加物を使用したものがあります。

ドッグフードの見た目、香り、味、長期保存など様さまざまな理由で添加物は使用されています。

ただ、私たちの食べ物に含まれる添加物とドッグフードに含まれる添加物とでは、「添加物の基準と制限」が明らかに違います。

一部のドッグフードには、発がん性があるとして人間の食材には使用を禁止されている成分が、規制の違いから配合されてしまっているものがあります。

これからご紹介する添加物は、犬にとって特に危険な保存料ですので避けるのがベストと言えるでしょう。

「エトキシン」

強い防腐力、酸化防止力を持つ酸化防止剤で、主に海外での家畜飼料に使用されています。
ベトナム戦争の際にアメリカ軍が使用した枯葉剤(かれはざい)に使用された酸化防止剤。
肝機能障害や発がん性があるため、日本では使用が認められたことはありませが、海外のドッグフードの中には使用されているものもあります。

「BHA」

別名「ブチルヒドロキシアニソール」と呼ばれ、ガソリンや石油の酸化防止として使用されています。
酸化防止剤として私たちの食品にも使用されることがあります。
毒性が認められており、長期摂取により発がん性や歩行困難、染色体異常など様々な危険性が報告されています。

「BHT」

別名「ジブチルヒドロキシトルエン」と呼ばれ、ブラスチック製品(カップ麺のカップ等)、石油製品の安定剤としても広く使用されており、食品添加物として魚介類の加工品やバターなどにも使用されています。
染色体異常など様々な危険性が報告されています。

「没食子酸プロピル」

食品の酸化防止剤として、日本でも食品に使用されています。
「BHA」や「BHT」よりも抗酸化作用が強いと言われ、染色体異常などの変異原性が認められています。

ドッグフードの品質の為に必要な添加物もありますので、「全ての添加物が危険!」「無添加のドッグフード以外は食べさせられない!」と決めつけることは出来ません。

ハーブやビタミンEなどの抗酸化作用を利用して、品質の劣化を防いでいるフードや、原料の加工途中で失われてしまった栄養素を補う目的で添加させているものもあります。

なので、添加させている成分の安全性を一つ一つ確認するのはとても大変ですよね。

選ぶ際に大切なことは、どんな添加物を避けるべきなのかをきちんと知ること!

POINT.4
不要な着色料・香料は使われていないか

色を識別できない犬に着色料は不要!

ドッグフードの粒に、野菜やチーズ、お肉の新鮮さなどを着色料を使って表現しているフードがあります。

しかし、犬は目の色覚の弱い動物で、特に赤色と緑色はほとんど識別できません。

フードに美味しそうな色がついていても食べているワンちゃんには分からないのです

ですので、着色料が使用されているフードは、食べさせる飼い主に対して「新鮮な色でおいしそう」「彩りが良くて健康に良さそう」という見た目で使用されていることがほとんどです。

特に、

  • 赤色○○号
  • 青色○○号

などの人工着色料は毒性が強いと言われています。

愛犬にとって着色料は必要ありませんから、着色料不使用のフードを選びたいですね。

犬の食欲は、「味」と「匂い」と「食感」が関係していると言われています。

特に犬は嗅覚が優れているので、匂いによって食欲は大きく刺激されます。

そのためドッグフードによっては、

  • 食いつきの悪いワンちゃんの食欲増進
  • たくさん入っている穀物の香りを消す
  • 粗悪な肉の匂いを紛らわす

などの目的で、香料を多く使用している場合があります。

しかし、肉そのままの香りではなく人工的に作られた刺激の強い香りのフードばかりを食べ続けてしまうと、香料のない無添加のフードを物足りなく感じてしまうのです。

いい肉をたっぷり使用しているフードなら、肉本来の匂いだけでじゅうぶん美味しく食べられます。

ですので、余計な香料を使う必要はありません。

人工香料は必ずしも健康に害はないと言えませんので、肉本来の味を楽しめるフードを選んであげてくださいね。

危険な添加物と不安な原材料まとめ

安心安全なドッグフードを選ぶなら、下記の項目に注意して選んであげましょう。

  1. 肉の表記が曖昧である
  2. 小麦、トウモロコシなどのアレルゲンとなる穀物が大量に使われている
  3. 危険な保存料を使用している
  4. 不要な着色料・香料を使用している

犬の寿命が年々長くなる一方で、食べ物が引き起こすアレルギー涙やけ皮膚トラブル便の異常などが問題となっています。

もちろん何を食べても元気!という丈夫な子も確かにいますが、長期間食べさせることでリスクが高まる危険性があることを知っておくことはとても大切です。

不安なドッグフードを見極める目安として、安価なドッグフードに使用されていることが多いのが特徴の一つです。

当サイトでご紹介しているフードは、スーパーなどで見慣れたフードに比べると少し高額に感じられるかもしれませんが、安全性には自信のあるフードばかりですので愛犬の健康の為にも、ぜひ参考にして下さい。

ドッグフードペディアの結論

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