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ずっと同じ「全年齢対応」ドッグフードを食べさせ続けても大丈夫?メリットとデメリット

ドッグフードには同じブランドでもアダルト(成犬用)とシニア(高齢用)など、ライフステージ毎に種類がありますよね。ほとんどのシニア用には「7歳から」と表記されていますが、本当に7歳になったらフードは切り替えなければならないのでしょうか?

年齢別のフードと全年齢対応ドッグフードの違いはココ

犬も人間も加齢にともなって若い時よりも、足腰の骨や関節が衰えたり、長年の肥満が原因で心臓などの内臓に負担がかかってしまうこともあります。

シニア用フードは、そうした愛犬の加齢のサインに応じてフードを切り替える飼い主のニーズを満たしてくれるものとして対応しています。そのため、シニア用フードには、グルコサミンやコンドロイチン、コラーゲンなどが配合されているものや、低カロリー設計でレシピを開発したものが多く見られます。

一方、全年齢対応フードでは、シニア用のフードに配合されているグルコサミンやコンドロイチンがすでに配合されているものも多く、高齢になって慌ててサプリを与える必要もないことは大きなメリットでもあります。愛犬が喜んで食べてくれるフードをわざわざ切り替える必要もありません。

シニア用ドッグフード、ココに注意!

6歳まで与えていた同じブランドが発売しているシニア用ドッグフードだからといつて、必ず愛犬の体質に合うとも限りません。肥満を気にすることのない犬が同じブランドという理由だけで、低カロリー設計のシニア用フードに切り替えてしまうと、十分なカロリーを摂取できなくなり、ときには必要以上に体重や体力を落として老いを進めてしまう可能性もあるのです。

全年齢対応フードのメリットとデメリット

全年齢対応のメリットは、愛犬がどんなライフステージにあっても健康を維持するために理想の栄養バランスの配合がされていることです。高齢になってドライフードであれば、お湯でふやかすなどして柔らかく水分と一緒に与えられます。

あえてデメリットを挙げるならば、特に食いつきの良いフードほど食欲旺盛な愛犬のおねだりに負けて体重管理を怠ってしまう飼い主さんが居るようです。運動量の多い犬と少ない犬とでは同じ体重でもエネルギーの消費量が異なりますし、季節や年齢でも少しずつ変化しているので日々の体重管理は大切ですね。

うちの子は今の全年齢対応フードで体調も食いつきも安定しているので、このままフードを変えず、痩せ過ぎ、肥満にならないように日々の小さな変化にも気を配れる飼い主を目指そうと思います。

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