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予防接種受けてますか?愛犬のダニやノミ、フィラリア対策をしっかりと

2017.06.15

愛犬の健康のため、予防接種は必要不可欠なものです。絶対に接種しなければいけない義務ワクチン以外にも、必要なワクチンも意外に多いんです。

そんな愛犬の予防接種は飼い主が与えられる愛情のひとつであることを認識し、気になる予防接種ワクチンについて見ていきましょう。

予防注射票

愛犬の健やかな生活に予防接種は欠かせないもの

愛犬との生活に予防接種は欠かせないものです。現在日本には大きく分け2種類の予防接種があります。

  • 義務ワクチン
  • 任意ワクチン

義務ワクチンとして、必ず受けなければいけないと決められているものが狂犬病ワクチンです。今現在日本には狂犬病は発生していませんが、他国ではまだまだ感染が確認されています。

狂犬病は人間にも感染するためとても危険なものです。1年に1回、生後3ヶ月頃から受けることができます。

任意ワクチンはその名の通り、飼い主が任意で受けさせる予防接種です。任意ワクチンの種類はさまざまあり、飼い主が受けさせたいワクチンを接種することができますが、これからの季節、特に注意したい感染症が発生するため、ワクチン接種が欠かせなくなるとの記事を見つけました。
<にゃんとワンポイント>投薬でしっかり駆除・犬のマダニ、ノミ、フィラリア対策】(河北日報 ONLINENEWS)

気温が10度を超え始めると、愛犬を含め動物たちは野外で活発に行動し始めます。ですが、それと同時にダニノミフィラリアなども活発に動き始めるため、予防接種や経口薬剤などの処置がとても重要となります。

本当は怖いダニ・ノミ・フィラリア

色々とある任意予防接種の中でも、特に受けておかなければいけないものはダニやノミ、そしてフィラリアです。ダニくらいで心配することはないと安易に考えている飼い主さんもいるかもしれませんが、実はこれらはとても怖い症状を引き起こすんです。

マダニ

ダニにはさまざまな種類がいますが、中でもマダニは危険生物です。通常のダニよりも大きく、肉眼で確認することができ、皮膚に張り付いていることも分かります。

吸血し、腫れやかゆみといった症状を引き起こしますが、それだけではなく命にかかわる重篤な症状に陥ることもあるんです。

大量の吸血によって小型犬であれば貧血を起こしたり、マダニの持つ病原菌によってハベシア病などに感染することもあります。ハベシア病は高熱と内臓機能障害を起こし、最悪命を落とすことも。

また、人間への感染も確認されており、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスによって、全国21府県で232例(うち死亡は53例)が確認されています。(国立感染症研究所より)


フィラリア

フィラリアは、によって媒介される感染症です。心臓や肺動脈に寄生してさまざまな障害を引き起こす病気で、感染した愛犬には血管の中にフィラリアの幼虫が巣くってしまいます。

血尿が出たり、お腹が大きく膨らんでくるなどの症状が現れ、成虫となり血管などに詰まると命の危険も高まるため、フィラリア予防は積極的に行う必要があります。

通常は投薬タイプの薬で駆除しますが、進行すると手術をしなければいけない場合もあります。そのためフィラリアに感染してしまう前に予防することが大切で、注射飲み薬など種類があり、愛犬の好みに応じて対処することができます。

まとめ

愛犬が活発に活動するようになると、それに伴い、虫などの感染源も活発に活動を始めるようになることを忘れてはいけません。

中には命の危険にさらされるような深刻な事態を引き起こす感染症もあるため、十分な注意が必要です。必ず接種しなければならない義務ワクチンはもちろん、感染しやすい感染症を予防する任意ワクチンもプラスすることで、愛犬の健康を守ってあげてください。

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