粒が大きく硬いドッグフードは砕くのとふやかすのどっちがいい?
ドッグフードの粒ですが、かなり違いがあることを知っていますか。
大きさにもバリエーションが有ります。
さらに、固さにもバリエーションが有るのです。
一般的に大型犬には大きな粒で少し高めのタイプのドッグフードが選ばれることが多く、小型犬には小さい粒の比較的柔らかいタイプが選ばれることが多いです。
こちらでは、粒が大きく固いドッグフードの与え方についてお教えします。
普通に考えると、ドッグフードの粒が大きく固いものは食べにくい、といった可能性もあるわけです。
そんな時は水にふやかして与える、といった選択肢もあるのでしょうか。
それとも砕いて細かくして与えるほうが良いのでしょうか。
ワンちゃんへのドッグフードの与え方で頭を悩ませている飼い主さんは必見です。
・砕くのもふやかすのもおすすめ
どちらのほうがダメで、どちらの方が良い、といったことはありません。
どちらでも対処できます。
砕くことで、顎に力のないワンちゃんでも簡単に食べられます。
ふやかした場合も、ワンちゃんがアゴで小さく噛み砕く必要はないので、食べやすい、といった特徴があるわけです。
注目して欲しいのが、どのような方法で砕いたり柔らかくしたりしたら良いのか、といったことです。
たとえば、ドッグフードをふやかすにしても、何度の水でふやかしたらいいのかわかりませんよね。
高温のほうがふやかしやすい気もしますが、ドッグフードの品質を下げてしまうのではないか、と思ってしまいます。
砕き方についても、すり鉢のようなもので砕くのは時間もかかりますよね。
何か効率的な方法はないのか、といったことで頭を悩ませている方も覆いと思います。
以下に、どのように砕いたらいいのか、柔らかくしたらいいのか、といったことをお話します。
・オーソドックスな方法|包丁でザクザク切る
ドッグフードを数粒単位で包丁にてザクザクと切っていきます。
完全に細かくするのではなく、ちょっとした書簡を残したい場合に有効な方法の一つといえます。
ただ、包丁を使って切る方法だと、ドグフードが飛び散ってしまう可能性もあります。
一方で、包丁は鋭利なので、切りやすい、といったメリットが有ることも確かです。
トンカチのようなもので、砕いたらいいのではないか、と思っている方もいるかもしれません。
しかしトンカチの場合は、それなりの力がいるのです。
さらに包丁よりも飛び散りやすくなってしまうので、毎回の掃除が大変になってしまうかもしれません。
トンカチを使う場合には、ジップロックなどに入れてその上から叩く、という方法を採用して下さい。
・ドッグフードを細かく砕く方法はこれがおすすめ!
フードプロセッサー
ミルミキサー
食材などを細かくする機能を持っているものを利用して下さい。
機械で簡単に細かく砕く、といったこともできるわけです。
ドッグフードの粒自体もそれほど硬いものではないので、フードプロセッサーの刃でも簡単に砕けます。
時間にすると数秒で細かくなるので、時間短縮といった意味合いでもオススメできます。
しかし、粉末状になってしまうので、ちょっとした食感でも与えてあげたい場合にはあまり適していません。
また、口の周りを汚してしまいやすいので、食後のケアも忘れないで下さいね。
ちなみに、フードプロセッサーやミルミキサーを使う場合には、ワンちゃんのドッグフード専用として利用すべきです。
ドッグフードの匂いがこびりついてしまうので、人間の食事もドッグフードの臭がしてしまうかもしれないのです。
・ぬるま湯程度の水でふやかすこと
ドッグフードですが、高温であるほうがいいのではないか、と思う方もいるかも知れません。
しかし、高温の水でふやかしてしまうと、ドッグフードに含まれている素材がダメージを負ってしまうかもしれません。
実はビタミンなどが壊れてしまうことがあるのです。
栄養価が低くなってしまわないように、なるべくぬるま湯にすべきです。
冷水でも良いのではないか、と思うかもしえれません。
実はこれにも問題があります。
ドッグフード自体も冷えてしまい、ワンちゃんが食べると胃腸を冷やしてっしまうのです。
胃腸が冷えてしまうと下痢などに発展する可能性もあるので、あまりおすすめできません。
ぬるま湯ですが、30度くらいから40度くらいが基準です。
すぐに与えるとまだふやけていないので、固いままになってしまいます。
ふやかす時間は10分から20分程度にして下さい。
なかなかふやけないドッグフードの場合は、30分程度ふやかしていても問題ありません。
・ふやかしたドッグフードの問題点
歯石が溜まってしまいます。
ドッグフードが歯にこびりついてしまい、歯石になって歯周病を発生させてしまうこともあるのです。
ふやかしたドッグフードを与える場合には、なるべく歯を磨いてあげるようにしましょう。
濡れた柔らかい布で歯を拭いてあげるだけで構いません。