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高栄養のドッグフードとは?普通のフードとの違い、使うタイミング

ドッグフードの中には「高栄養食」と呼ばれるものがあります。ダイエット用フードは良く目にしますが、「高栄養食」とはどのような違いがあり、どのような場合に使用するフードなのでしょうか。
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高栄養ドッグフードとは?

高栄養ドッグフードは、食欲がないなど「特に栄養を必要とする」犬に使用するフードで、療法食が多くなっています。

産後や術後といった、著しく体力を消耗した場合の栄養補給に使用されます。

普通のフードと何が違う?

ロイヤルカナン 療法食 消化器サポート 高栄養 ロイヤルカナン 食事療法食 消化器サポート 低脂肪
主原料 米、肉類(鶏、七面鳥)、動物性油脂 米、肉類(鶏、七面鳥)、小麦
カロリー 407 kcal/100g 346 kcal/100g
脂質 19.6 g 8.1 g
タンパク質 24.5 g 25.5 g

この表は、同じロイヤルカナンの高栄養と低脂肪フードを比較したものです。タンパク質の量ははそのままに、高栄養食はカロリーや脂質が通常のフードに比べ非常に多く配合されています。このことから高栄養食は通常食に比べ、高カロリー、高脂質となっており、体力回復や栄養補給に優れた内容になっています。

高栄養ドッグフード紹介

ロイヤルカナンのほかにも、高栄養ドッグフードには様々なタイプの商品が販売されています。

デビフ カロリーエースプラス 犬用流動食

主原料:調整乳、乳たん白、砂糖
原産国:日本
フードタイプ:流動食
価格:85g 170円(税込)
詳細:高タンパク、高カロリーの流動食タイプの総合栄養食です。産後や離乳後のほかにも、流動食で硬いものを食べられないシニア犬にも適しています。

プリスクリプション・ダイエット 療法食 アイi/d

主原料:トウモロコシ、米、全卵
原産国:チェコ
フードタイプ:ドライ(ウェット有)
価格:1㎏ 2,250円(税込) ※Amazon
詳細:回復期の栄養補給用の総合栄食で、ドライタイプのほかにウェットタイプもあります。高消化性のタンパク質、脂質、炭水化物を使用しているほか、下痢や嘔吐時に失われやすいビタミンB群も配合されています。また、高カロリーですが低脂質となっているため、高脂血症を持つ犬にも使用できます。

愛犬が風邪を引いて食欲がない。高栄養ドッグフードを与えるべき?

風邪などの一時的に食欲が落ちている場合には、高栄養食に切り替える前に今与えているフードにひと工夫してみましょう。

  • フードをお湯やささみスープなどでふやかす
  • フードをレンジやフライパンで人肌程度に温める
  • ウェットフードを少量混ぜる
  • 鶏がらスープの素やコンソメスープの素をお茶パックに入れ、フードの袋に入れて香りを付ける

フードをいきなり変えてしまうと、かえって体質に合わなかったり、消化不良を起こしたりするなど良くありません。いつも与えている食事に上記のような工夫をすることで、食欲をう促すことができます。

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食欲低下が長期間続き、明らかに体重が減少している場合には、動物病院に相談しましょう。

高栄養食のドッグフードとは?普通のフードとの違いや与えるタイミングまとめ

高栄養のドッグフードは、普通のフードに比べ、高カロリー、高脂質な内容となっており、消化に良いことも特徴です。おもに病気や産後などの回復期に使用します。高栄養のドッグフードには、「療法食」とされるものが多いため、獣医に相談して必要があると判断された場合に与えるようにしましょう。

また、風邪などで一時的に食欲が落ちている場合には、高栄養フードに切り替えてしまうのではなく、今与えているフードを温めたりするなどの工夫をしてみましょう。安易に高栄養食を与えることは、愛犬の体質に合わない場合や肥満になってしまう可能性があるため良くありません。

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