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ドッグフードのローテーションとは?メリットデメリット、方法、行う期間を解説

よく聞く「ドッグフードのローテンションとは」どのようなことを言うのでしょうか。またドッグフードのローテーションには、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。また、行う際の方法や期間などを調査しました。

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ドッグフードのローテーションとは?

「ドッグフードのローテーション」とは、毎日同じフードを与えるのではなく、2種類以上のフードを期間をわけて順番に与えていくことを言います。

ローテーションのメリット・デメリット

ドッグフードのローテーションには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょう。

メリット

  • フードに飽きない
  • 災害時や病気などにより、与えるフードが変わったときにも対応できる
  • 同じフードを長期間与えることにより起こるアレルギー症状を回避できる
  • 好みのフードがわかる

デメリット

  • いろいろな種類の原材料を口にするため、アレルギー症状の原因が特定しにくい
  • 多種類使用すると、賞味期限以内に食べきれない場合がある
  • 胃腸の弱い犬は、フードを頻繁に変えると消化不良で下痢便秘を起こす
  • 好き嫌いが激しくなる

基本的にローテーションは必要ない

良質なフードをきちんと与えていれば、基本的にフードのローテーションは必要ありません。逆にフードをころころ変えてしまうと、愛犬の体質によりアレルギーを発症する場合もありますし、結局は好みのフード以外食べなくなってしまいます。

普段から良質なフードを与え、アレルギー体質の場合は、アレルギーの原因を知っておくことが大切です。

また、災害時などにも対応できるよう、いつも使用しているフードを含めた、愛犬用の「防災グッズ」を備えておくことも必要です。

ローテーションの方法・期間

実際にローテーションをする場合は、どのような時期にどのような期間で行うのが良いのでしょうか。

年齢で変える

ドッグフードの中には「全年齢対応」と表示のある総合栄養食もありますが、基本は子犬、成犬、シニア犬の年齢別で分けるものが多く販売されています。

子犬用(パピー)フード:離乳後から小型犬で生後約8か月、大型犬で約18カ月ほどまで使用します。体の成長に対応できるよう、高タンパク・高脂質になっています。

子犬・パピー用の良いドッグフード・悪いドッグフードの見極め方

成犬用フード:生後8か月~18カ月から、約7歳程まで与えます。体の成長が止まるため、子犬用に比べ低脂質・低カロリーになっています。

成犬・アダルト用の良いドッグフード・悪いドッグフードの見極め方

老犬用(シニア)フード:約7歳~与えます。消化が良く、高タンパク・低カロリーになっています。

老犬・シニア用の良いドッグフード・悪いドッグフードの見極め方

季節で変える

犬は春と夏場には活発に活動したり、暑さから守る為に食欲が減少する傾向があります。また、秋から冬には、寒い冬を乗り切るために脂肪を蓄えなくてはならないため、食欲が増加します。

しかし、近年では1年中空調の整った屋内で生活する犬が増えているため、秋から冬だからといって安易にカロリーの高いフードに変えると、肥満の原因になってしまいます。季節により愛犬のフードを見直すことは必要ですが、室内犬の場合には、食欲や体重管理をしっかり行いながらフードの量を調整しましょう。

こんな時にもフードを変える必要がある

  • 避妊や去勢後
  • 病気によりカロリーコントロールや療法食が必要な場合

避妊や去勢をすると、通常よりも太りやすくなるため、フードの量を減らしたり、低カロリーのフードに変える必要があります。また、病気やアレルギーにより、症状に適したなカロリーや栄養配合がされているフードに変更する場合もあります。

ドッグフードのローテーションまとめ

2種類以上のドッグフードを期間によって分ける「ドッグフードローテーション」には、フードに飽きないなどのメリットや、好き嫌いが激しくなるというデメリットが存在します。

総合すると、普段生活している分には、良質なフードを与えていればローテーションの必要はありません。ただし、年齢や季節、避妊・去勢後や病気の際にはフードを変えることも必要です。

フードを変える際には、与えているフードに少しずつ新しいフードを混ぜていき、下痢や嘔吐、アレルギー症状はないかなど、愛犬の体調を細かく観察することが大切です。与えていて異常があった場合には、新しいフードの見直しを検討しましょう。

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