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ベイクドタイプのドッグフードとは?製法や他のフードとの違い、有名メーカーを紹介

ドライフードの製造方法は?ベイクドタイプのドッグフードとは?

総合栄養食として必要な栄養素を満たしている同じドライフードでも、一般的なエクストルーダー製法とベイクド製法ではどこが違うのでしょうか?

現在発売されているドライフードの多くは、エクスとルーダー製法が主流となっています。その基本的な製法としては、原料を混ぜ合わせた後、エクストルーダーといわれる加熱調理機器のなかで混ぜながら高温で加熱・加圧し、発泡させながら調理した後、押し出したフードを粒状に成型して、乾燥・冷却する製法です。

一方、ベイクドタイプは、その名の通りオーブン等で焼き上げる製法で、ペットフード公正取引協議会ではビケット状フードとも呼ばれています。エクスとルーダー製法との大きな違いとしては、製法の途中でフードに圧力をかけず発泡させないことと、乾燥させず、成型してから熱を加えて焼き上げていることです。

ベイクドタイプのドッグフードのメリット・デメリットは?

ベイクドタイプのドッグフードはエクストルーダー製法のもに比べると、比較的低温でじっくりと焼き上げる製品が多いのが特徴です。そのため、高温や加圧により失われてしまっていた素材が持つ栄養素を保持できるメリットがあります。製造に時間がかかるため、量産コストは高くなり、エクストルーダー製法のドライフードよりも値段が高いもが多いのも実状です。

じっくりと焼き上げた製法は、カリカリッとした食感が好みな愛犬に好まれるほか、歯垢や歯石がつきにくいというメリットもあります。対するデメリットとしては、製造工程で発泡をさせていないため、製品によっては吸水率が弱く、水にふやけにくいものも多いため、ドッグフードをふやかして与えているような噛む力の弱い小型犬や高齢犬などには、合わないこともあるようです。

ベイクドタイプのフードの有名メーカーはコレ

ロータス

カナダ原産のドッグフードブランドです。ラインアップ全てがオーブンベイクド製法にこだわっています。原料となる動物性タンパク質にもこだわり、チキン、ラム、のほか、グレインフリーのダック、フィッシュ、ターキーと豊富なラインアップが魅力です。原料にも副産物を使用しないヒューマングレードも魅力的です。
http://www.lotusjapan.net/

アボ・ダーム(オリジナル)

アメリカ原産のドッグフードブランドです。アボカドに含まれる豊富なミネラルを摂取できることが魅力のドッグフードです。ラインアップのなかの「オリジナル・ビーフ」「オリジナル・チキン」の2つのレシピはオーブンベイクド製法で製造されています。皮膚被毛に関してトラブルの悩みを持っていたり、美しく保ちたい飼い主さんからの評価が高いフードです。
http://www.bi-petland.co.jp/product/06.html

オーブンベイクドトラディション

カナダ原産のドッグフードブランドです。愛犬が自分自身で健康を保つことを目的とするホリスティックをコンセプトとしたドッグフードで、自然素材の原料でレシピを考えられています。原料となる動物性タンパク質は、チキン、ラム、フィッシュの3種類のラインアップです。
http://www.fanta.co.jp/oven_baked/

日本国内ではまだまだ種類の少ないベイクドタイプのドッグフードですが、個人的な見解としては、アレルギー対策、グレインフリー、ヒューマングレードをクリアしている「ロータス」は好印象ですね。

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