1. ホーム
  2. ドッグフードのお得な情報コラム
  3. ≫「ドッグフードは食品ではなく雑貨扱い」は本当?その真相・実態とは

「ドッグフードは食品ではなく雑貨扱い」は本当?その真相・実態とは

先日、大型スーパーでパートしている友人から「ドッグフードって食品ではなく、雑貨の扱いなのよ。知ってた?」と聞かされました。大切な愛犬が口にするものが雑貨扱いだなんて驚きです。気になってドッグフードについて調べてみました。

ドッグフードの売り場は洗剤や文具と一緒だった

お肉やお魚、調味料やお菓子など、どこのスーパーに行ってもカテゴリー別に陳列されていてその便利さが当たり前となっています。ドッグフードやペット用品は専門店や通販で購入することが多かったのでこれまで商品として扱いを気にすることはありませんでした。

実際に意識して売り場を見てみると、確かにドッグフードは大型スーパーだと食品とは別のフロアーにあり、どの店でもたいていは洗剤やタオルや文具など日用品と同じフロアーに陳列されています。店の規模にもよりますが、ワンフロアーの小規模スーパーの場合は洗剤やトイレットペーパーの棚の近くに並んでいることがほとんどです。

ドッグフードが食品売り場に並ばないワケ

実は日本では国民の健康の保護を図ることを目的として、ヒト用の食品は食品衛生法が適用となります。ですが、ドッグフードはヒトが食べるものとしての対象とはならず、飼料などを管理する環境省と農水省の管理対象となるため、「食品」とは扱われていないのです。

スーパーなどで食品を販売するためには「食品関連営業許可の申請」が必要となり、所在地を管轄する保健所への登録が必要となりますが、ドッグフードはその対象から外れてしまうことから洗剤や日用品と同じフロアーで販売されていたり、ホームセンターやドラッグストアでもドッグフードが販売されているので、商品カテゴリーが「雑貨」として扱われているのが実態です。

ドッグフードの品質管理には法律で規制が設けられています

ドッグフードが「雑貨」として扱われているからといって、店で販売されている商品が全て雑で粗悪なものとは限りません。近年では品質や管理基準も良くなっていることは確かです。

2009年からは日本国内で販売される国産および輸入フードに対して、ペットフードに関する法律『ペットフード安全法』が施行されました。ペットの健康に悪影響を及ぼす添加物や成分、表記などについて細かな規制が設けられているのです。

ペットフード安全法の施行によって、現在は国内で販売されているペットフード(輸入品も含む)に関して、添加物や成分に関する規制が定められると同時に、原則添加物を含む全ての原材料を日本語でパッケージに表示する決まりとなっています。

愛犬の健康に直結するフードですから、価格やパッケージの見た目だけではなく、原材料や添加物に何が使われているのかをしっかり確認して購入すれば安心ですね。 

▶ドッグフードペディアがすすめる安心ドッグフードランキングへ