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ドッグフードを自作する方法、安全性や栄養バランスの注意点

ドッグフードの栄養バランスを家庭で実現することは可能か?

食材も自分で選べることから、愛犬の自作ドッグフードが人気のようです。しかし、自作のドッグフードは市販のドッグフードに比べると手間がかかりますし、 栄養バランスが偏らないか注意が必要です。

市販されているドッグフードの「総合栄養食」と表記のあるものは、犬の健康に必要な栄養がバランス良く満たされるように作られていて、その基準を満たすために各メーカーの開発研究部門には、獣医学や畜産農学などを研究してきた獣医師やペット栄養管理士が開発に携わっています。

自宅で愛犬に同レベルの栄養バランスを保てる手作り食を与え続けるために、充分な知識を身につけることは思ったよりも時間がかかりそうです。とはいえ、愛犬の食事時間も大切なコミュニケーションのひととき。ご飯を美味しく食べて心もカラダも満たされる食事を楽しんでもらいたいものですよね。

初心者が家庭でできる自作ドッグフード お肉の2段活用

高タンパクな素材をシンプルに使うこと。
犬はもともと肉食の動物です。長く人間と共に暮らすなかで今は雑食ですが、人間の健康に良さそうな野菜を沢山摂取することは犬の健康にはあまり期待ができません。手軽な方法としては、高タンパクな鶏ささみなどをシンプルに使う方が食いつきアップやご飯のアレンジが手軽にできるのでオススメです。

  • 肉をボイルした煮汁をスープとしてフードにかけてあげる。
  • ボイルした肉を細かく裂いてフードにトッピングする。

鶏肉はいつでも手に入り安くて便利ですが、アレルギーの少ないラム肉、馬肉なども犬には特別なご馳走としても好評です。 

自作ドッグフード、栄養バランスが気になる場合のチェックポイント

自作ドッグフードの注意点は「食いつき」を重視するあまり、体調の変化に気を付けていないと愛犬に必要なカロリーや栄養素が不足したり、過剰になってしまうことが起こります。愛犬に良いと思って与えた食事が健康を阻害してしまうことのないように、日々の健康チェックも合わせて怠らないことが大切です。

以下の項目を体調の変化の参考にしましょう。

  • 便の量や色、状態に変化がないか?
  • 尿の色や量、臭い、頻度に変化がないか?
  • 毎日水を飲む量に変化がないか?
  • 肋骨が触って数えられるか?(数えられなければ肥満・浮き出ているようであれば痩せすぎです)
  • 毛艶や皮膚の状態に変化がないか?(乾燥がちだったり油っぽかったりしないか)

 
自作ドッグフードを継続して与える場合は、動物病院で年に1回の血液検査をオススメします。科学的な数値から健康状態を把握できるため、コレステロールや気をつけたい病気の影に早く気がつくことが可能になるので、かかりつけの獣医さんにも愛犬の食事から健康を維持するサポートをしてもらうと安心ですね。

とはいえ、栄養バランスの万全な自作ドッグフードを用意するのは素人には至難の業なので、良質な総合栄養食のドッグフードを選んであげるのが近道です。おやつを与える代わりに、フードに茹でたお肉をトッピングする方が健康にもベストな方法で負担もかからず続けられそうです。

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