エイジングケアのできるドッグフードとは？嬉しい原料や成分、信頼できるメーカーを紹介

犬や猫の寿命が延びているのは、人間の残飯をあげていた頃と変わって、栄養のあるフードを与えるようになったからだと言われることがあります。しかし、ワクチンやフィラリア予防が普及し、飼い主さんの意識の向上も見過ごすことはできません。

動物医学の進歩と比べると、犬用フードの品質は、まだまだ見直す必要がありそうです。愛犬のエイジングケアには、ふさわしいフードを探し出すという課題があります。では、どんな原料にどんな良い成分が含まれていて、どのメーカーの商品が信頼できるのでしょうか？いくつか取り上げます。

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理想的なドッグフード例

イギリス最高級のグレインフリードッグフード。こだわりは穀物不使用であること。人間が食べられる高品質な食材で愛犬が摂取できるものを選び抜いて使用しています。主原料は鶏、サツマイモ、海藻とクランベリー、マリーゴールド、カモミール。

鶏は平飼いつまり、ストレスをかけないよう地面でのびのびと飼育されたものを使用しています。消化しやすい生チキンのミンチを蒸し焼きにして、高タンパクの乾燥チキンを混ぜているので、健康を維持し免疫力ＵＰ効果があります。

トウモロコシや小麦を使わず、サツマイモを使っています。サツマイモは近頃、消化に良く穀物に変わる炭水化物源として評価されています。体内にゆっくりと吸収されるので、血糖を一定に保ち食欲を抑制するので、健康で快活な状態に貢献します。

海藻はミネラルが多く、栄養価も高く優れた食品です。含まれるヨウ素が、甲状腺機能を助け、代謝を安定させる働きがあります。またオメガ３が毛並みと皮膚を良い状態に保ちます。

最近注目されているクランベリーも配合しています。これは尿の中にある水素イオン値を下げる働きをし、泌尿器系を健康な状態に保たせ抗酸化作用も増進させます。免疫力を高めるマリーゴールドや、リラックス効果を高めストレスを軽減するカモミールも配合しています。
▶カナガンの詳細

アレルギー対策用の国産ドッグフード。注文を受けてから作り、できたてを届けるというシステム。防腐剤、抗酸化剤は使用していません。賞味期限は未開封のもので３カ月、開封後なら１か月です。

アレルギーを起こしやすい小麦、卵、乳製品、トウモロコシ、大豆は不使用です。その代わりに玄米、大麦、あわ、ひえ、はと麦を使用しています。これらには食物繊維、ポリフェノール、ビタミンが多く含まれ人のアレルギー治療にも使われています。

アレルギー反応の食材が特定できている場合は、オーダーメイドでフードを作ることもできます。また、オメガ３が豊富な亜麻仁油を配合しています。こうしたフードを食べることによって、愛犬のコレステロール・中性脂肪が下がること、そして動脈硬化を防ぐことができるようになります。

お肉は5種類からチョイスできて、牛、馬、鶏、豚、魚があります。オーダーの際、肉の種類のローテーションもできます。良い品質の肉を使用しているのでドッグフード特有のいやな臭いはありません。

「自然給餌」つまり、野生の犬が自然の中で食べていた食事を忠実に再現するという考えに基づいて開発しています。アレルギーの原因になりやすい小麦、大豆、トウモロコシ、乳製品、豚肉、牛肉を使用していません。

こだわりは、主にラム肉を中心にして作っていることです。カルニチンが多く含まれ、体内脂肪を燃やす効果が抜群です。ビタミンＡ群、Ｂ群、鉄分が豊富なので、健康を促進し皮膚を良い状態に保たせます。

その他、玄米、全粒オーツ麦、ハーブ、野菜、全粒大麦、テンサイ、亜麻仁油、ビール酵母、海藻、ラム清製油が使用されていて、愛犬の健康維持を目的に配合しています。
▶アランズナチュラルドッグフードの詳細

ここで取り上げたフードはエイジングケアに適したものと言えます。いずれもアレルギーを抑制し、体の代謝を高めて健康を増進させる材料を厳選しています。笑顔の愛犬と長くつき合ってゆくために、毎日の食事に十分気をつかってあげたいものですね。