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ドッグフードに異物混入?事例と対策(要注意の原産国、メーカー、連絡先など)

異物混入のニュースが流されると、瞬く間に人は不安を感じ、該当するレストランから客足がパッタリ遠のくということが報道されることがあります。食の安全は以前にも増して人々の注目を浴びるようになっています。大切な家族の一員である愛犬の食の安全も簡単に見過ごすわけにはゆきません。

実際にドッグフードに異物が混入されることがあり得るのでしょうか?まずはこれまでに起きた事例について考えてみましょう。

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ドッグフードに異物混入があった事例

ニュートロ・プロダクツ社は、2009年9月30日、ドッグフードからプラスチック片の混入が見つかったことを公表し、返金、交換を行うと発表。原因は作業員のバンプキャップの一部であったことが判明した。
URL:http://news01.net/news/2009/10/20091005134733.php

ドッグフードの中に3センチほどの木片が混入されていました。メーカーである日本ペットフードは、製造過程で混入することはないため、作業員の服に不着したものがライン上に落下したと考えるのが妥当という回答した。
2010年10月2日のブログに掲載。
URL: http://ameblo.jp/mana1208/entry-11933359930.html

プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン社が販売しているユーカヌバ成犬用ヘルシービスケットライト500gにプラスチック片の混入があったため、返品と返金を呼びかけた。
2010年4月13日 URL: http://www.data-max.co.jp/2010/04/pg.html

ドライフードを開封するとカピカピに乾燥した数ミリほどの虫が出てきました。メーカー(不詳)に連絡したら新しい商品と交換すると案内され、届いた商品は返送したものと同じロット番号。それを食べさせる気にはなれない。
2008年5月26日付ブログに掲載 URL: http://www.frebull.info/bbs/t759/

ドライフードにたばこの吸い殻が混入。輸入販売元へ連絡したところ、2日後の夕方に製造元(不詳)の社長がイタリアから来日し、羽田空港から自宅に通訳と輸入販売元社長と社員の4名で謝罪に来た。生産ラインでの混入はなく、調査の結果、作業員が故意に混入したことが判明した。
2012年11月1日付ブログに掲載 URL: http://k3koharu.exblog.jp/16713415/

缶詰ドッグフードにビニールの切れ端が混ざっていた。メーカー(不詳)に連絡したところ、丁寧に陳謝され、宅配便で現物を送付してくれれば、お詫びに新しいものを送ると案内された。2008年3月神奈川県。国民生活センターによる情報。
URL:http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20090514_2.pdf

異物混入の場合、製造元へ問い合わせると、新品と交換が常で、原因の究明にまでは至らないことがほとんどであることが分かります。そんな後味の悪い体験を極力避けるために何ができるでしょうか?より信頼のおける産地やメーカー、商品に出会うことが大事と言えます。

要注意とされるドッグフードの原産国

原産国が「日本」と記載されていれば安心できますか?例えば、製造をアメリカで行い、使用材料は中国産で、集荷前の包装だけを国内で行っていても「国産」と表記できることになっています。ですから中国で製造して、日本ではフレーバーを混ぜたのみということもあり得ます。

ホームセンターでよく売られている格安のドッグフードは大抵中国産であったりします。ちゃんとしたフードを作ろうとすると、その価格ではとても不可能な話です。となると、まともな材料は使用せず、色々な添加物を混ぜて製造しているという訳です。アメリカ産のものも大半は中国産原料を使用しています。

明確な情報を得たり、相談したい場合は、問い合わせ可能な機関があります。
ペットフードの安全に関する問い合わせ先:
農林水産省ホームページ 地方環境事務所の一覧 URL:
http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/petfood/p_toiawase/kankyo_zimusyo.html 

もちろん、どの国で製造していても、適正に販売しているメーカーもあり、どこの原産国が危険であると一概に言うことはできません。とはいえ、信頼のおける良心的なメーカーは自社ホームページで原産国や製造国についての情報を明示していることを覚えておくと良いでしょう。

まとめ

もしも自分が入手したフードに異物混入があったならどうしたらよいのでしょうか?
まずは、フードの販売店やメーカーに連絡します。残念ながら品質検査や成分分析など個人の依頼に対応する公的な機関はほとんどありません。

そこで、販売店やメーカーに原因究明を依頼することになります。この時に対応が悪かったり、困ってしまう場合は、最寄の消費生活センターへ相談してみることができます。

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